18歳女性の方、1時間ごとにトイレに行きたくなり、
排尿後に痛みと残尿感がある。
学生なのでとても困っている。
病院で、「神経性ひん尿」と診断され、抗生物質を処方されたが、
改善しないので、漢方で治りませんか?とご相談に来られました。

この方は、膀胱に余分な熱があり、余分な水もたまっている状態と考えられたので、
それを除く漢方薬と、かなりストレスがある状態だったので、
気を巡らせる漢方薬をお渡ししました。

2週間後、排尿後の痛みと残尿感が少しマシになりました。
1ヶ月半後には、排尿後の痛みと残尿感がほとんどなくなりましたが、
ひん尿は変わりませんでした。
そこで、血の巡りを良くして体を温める漢方薬を追加したところ、
トイレへ行く回数も減り、学校の授業にも支障がなくなり、
とても喜んでくださいました。

よかったです。
菌が原因の場合は抗生物質ですぐに改善しますが、
今回のように、菌が原因でない神経性の場合は、
漢方の方が適している場合が多いです。