先日、「赤ちゃんが無事に生まれました。母子ともに健康です。ありがとうございました。」とご主人から、嬉しいお電話を頂きました。

この方の奥さまは40代で、過去2回、体外授精を行いましたが、着床はするけど、その後受精卵が育たず、心拍が確認されませんでした。これは、染色体異常など、卵子の質が関係します。卵子の質を良くするために、半年間、「腎」を強くする漢方薬と、気と血が不足し、巡りが悪くなっている体質を改善する漢方薬を服用して頂きました。40代という年齢を考えて、これが最後と決めて、もう一度体外授精を行い、見事妊娠、そして無事に出産されました。おめでとうございます!

40代の体外授精成功率は、8.1%と高くありません。顕微授精など、精子と卵子をくっつける技術は上がっていますが、卵子の質や、妊娠を維持する力は西洋医学では上げることができず、これは漢方の分野です。西洋医学と漢方の良いところを組み合わせることで、妊娠、そして無事に出産する確率は格段に上がります。

何度か体外授精に失敗して、漢方で、半年間体づくりをしている間に自然妊娠することも、とても多いです。あきらめないで、ご相談ください。