前回お話した方のような、慢性的に長引く咳は、
「咳ぜんそく」と診断されることがあります。
咳ぜんそくは、ぜんそくと違って、呼吸困難や喘鳴などはなく、
咳が慢性的に続く病気です。

病院の検査でわかり、主な治療法は、
ステロイド剤と気管支拡張剤を混合した吸入薬ですが、
副作用の心配があるので、
漢方薬とお食事で治すことをお勧めします。

今回は、咳ぜんそくや、ぜんそくに良いお食事のお話です。

1番のおすすめは、レンコンです。
レンコンは、体を温め、
含有成分のタンニンに消炎作用があります。
また、多く含まれるビタミンCが、
副腎皮質からのコルチゾールの分泌を促して、喘息に効きます。

他にも、梨、ショウガ、パイナップル、玉ネギがおすすめです。
梨には、消炎、去痰、利尿作用があり、
特に呼吸器官の炎症に効きます。

ショウガは体を温め、発汗、利尿作用がある他、
咳を止め、痰を除く作用があります。

パイナップルには、痰を切れやすくする作用があり、
玉ネギは、血行を良くし、体を温めて、発汗、利尿を促します。
(「野菜だけで病気を治す」石原結實著より)

ぜひ、お試しください。