以前にお話ししました、「うつの治し方」の「考え方を変えること」につながる話ですが、
「二度と不幸になれない話」をお聞きしましたので、ご紹介します。

今、WBCで、サムライJAPANががんばっていますが、
彼らは、日頃から、人一倍「厳しい練習」を続けてきた人たちです。
火災の時に人命を救助している救急救命士は、日頃から「厳しい訓練」を行っています。
それでは、「幸せな人生」を送りたいと思っている人は、日頃から何を努力すれば良いのでしょう?

それは、いろいろな「不幸」と思われる出来事が起こっても決して不幸とは思わずに、
「~で良かった!!」と心から言える練習をしておくことです。
そうすればどんな不幸がやってきても、心がそう思わないのですから不幸には決してなれないのです。
何事も練習や訓練をした分だけ結果が伴うのです。

例えば、こんな時をイメージしてみてください。
①転んでケガをして、ズボンが破れてすりむいて、血が出た時。
②車をバックで車庫入れしていた時に、鉄柱にバンパーを当てて、車を傷つけた時。
③結婚式(屋外)に、カラスがやってきて、ウエディングドレスにふんをベトッと落とされた時。
④給料日の夜に祭りに行って、給料をすべて落としてしまった時。

さあ、こんな時にどう思えば良いのでしょう。
答えの例は、
①骨折しなくてよかった!
②人を傷つけなくてよかった!
③鉄骨でなくてよかった!
④命まで落とさなくてよかった!
だそうです。

「幸せは、自分の心が決める」と、相田みつをさんも言っていました。
アランの幸福論には、
「幸せになることは、義務である。」
「悲観主義は感情で、楽観主義は意志である。」
「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのだ。」
と書かれています。
皆さん、練習してみてください。