今日の大坂の気温は30℃。
暑かったですね~。

今の時期のように、
体が暑さに慣れていない時期に、
急に気温が上がる日は
特に熱中症に注意が必要です。

では、熱中症になってしまった場合のおさらいです。

めまいや立ちくらみなど軽度の時は、
○涼しい場所に移動し、衣服を緩め、
安静に寝かせてください。
室内ならエアコンをつけ、
扇風機やうちわであおいでください。

○脇の下や足の付け根を
氷で冷やしたりしてください。

○飲めるようであれば、
水分を少しずつこまめにとらせてください。
冷たい飲み物を一気に飲むと、
嘔吐などして余計危険ですので、
注意してください。

吐き気やだるさ、頭痛があるような中程度、
けいれんや会話がおかしいなどの重度であれば、
すぐに救急車を呼んでください。

熱中症による救急搬送の45%が
65歳以上の高齢者で、
特に室内で熱中症になるケースが多いです。

高齢者は皮膚の温度センサーの能力が
落ちているため、暑いと感じにくくなります。
しかも、若い人に比べて体内水分量が少なく、
少しの発汗で脱水状態になりやすいのですが、
脱水を察知する能力も落ちているため、
のどが渇いたと感じにくくなっていることも
原因と考えられます。

となると、家族や周りの人が
気を付けてあげないといけません。
まず、感覚に頼るのではなく、
室内に温度計を置いて、
数字で気温を確認してください。

それと、これは屋外での熱中症にも
共通することですが、
乾きやすい下着や
襟元とか袖口がゆったりした服を着ること。
そして、こまめに水分をとることです。
のどが渇いてからでは遅いと思ってください。
屋外では帽子も必ずかぶってください。