十分な睡眠をとったはずなのに、昼食後に耐えられない眠気に襲われ、
ついうつらうつら・・・
という経験をした方は多いと思います。
それは人間の自然な生理現象だそうです。

最近は、積極的に短時間の昼寝を取り入れる企業や学校も出てきました。
「ミスが減るなど仕事の効率がアップした」
「午後の集中力が上がる」
など好評だそうです。

眠気をがまんできないことは、緊張感がないように思われますが、
午後に眠くなるのは、人間が本来持っている体のリズムで、
眠気のピークは午後2時~4時です。
昼食によって脳の血流が減るため、さらに眠気が増します。
また、加齢とともに夜の眠りが浅く短くなり、昼間の眠気が強まる傾向があります。

適切な昼寝は心臓が原因の突然死を減らし、
アルツハイマー型認知症の予防になるという海外の研究もあります。

良い昼寝は、昼食後に浅い眠りを15~20分、長くても30分までです。
長時間や夕方以降の昼寝は、夜に眠れなくなり逆効果です。
週3回以上の短時間昼寝で夜の睡眠の質も上がります。

カフェインは飲んでから20分後に効き目が出るため、
昼寝前にコーヒーなどを飲んでおくとすっきり目覚められます。
耳栓をして目を閉じることや、電車で少し眠るだけでも効果はあります。
(毎日新聞より)

コーヒー飲もうが、つねろうが何をしても眠い時ってありますよね。
そんな時は15分くらい机にうつぶせになって、お昼寝しましょう。