寒さの厳しいこの時期、カゼをひいてなかなか治らない、こじらせている、という方のご相談がとても多いです。今回は、カゼをひいた時に良い食べ物のお話です。
まず、カゼの初期、寒気、のどの痛み、発熱などの症状がある時には、菌やウイルスと闘うために、体を十分に温めて発汗を促すことが大切です。
したがって食べ物は、消化の良いもの、発汗を促すものを食べるとよいです。
体を温め、発汗を促す働きのある白ネギ、生姜や、胃腸の働きを整え、のどなどの粘膜を保護する働きのある人参などがおすすめです。
カゼの回復期、咳、痰などの症状が残る時には、引き続き消化の良いものをとり、発汗で失ったミネラルを補給し、咳を抑えるものを食べると良いです。
腸内環境を整え、体を温める働きのあるみそ、咳を鎮め、痰切れをよくするレンコン、痰切れをよくし、消化を促す大根、咳を鎮める豆乳、体を温めて、胃腸の働きをよくするかぶ、などがおすすめです。
カゼは、抵抗力が下がり、体に休養が必要なサインですので、胃腸を休ませるために、上記のような食材を混ぜたおかゆがおすすめです。
また、熱が高くて食欲がない時は、胃腸が働いていない時なので、無理して食べない方が良いです。