メジャーリーグ、カブスの藤川球児投手が、右ひじじん帯損傷で手術を受けることになり、
今季の残り試合出場が絶望になりました。
長年の夢がかない、やっとメジャーリーガーになったばかりだったのに・・・
あまりにもショックだったので、今回は藤川投手がいかにすばらしい人か、というお話を書きます。
藤川投手は、長年阪神タイガースの抑え投手として、好成績を残しただけではなく、
ファンを大切にし、社会貢献活動にも力を入れてきました。
骨髄移植により白血病を克服したファンの少年との出会いがきっかけで、
ドナーが見つからなくて、骨髄移植を受けられない患者さんがたくさんいることを知り、
「自分ができることから始めよう」と、
骨髄バンクの支援活動に力を入れ、自らもドナー登録し、
ファンにドナー登録を呼びかけたりしました。
また、社会問題になっているいじめや不登校にも目を向け、
不登校支援ネットワークを通じ、不登校の児童を甲子園球場の公式戦に、
毎年30試合、10人ずつ招待しました。
毎年、病院訪問をして、難病の子供と触れ合ったりもしています。
実力はもちろん人間性もすばらしい藤川投手のことですから、きっと復活すると信じています。
今は長年酷使した右腕をいったん休めてもらって、
また、あの「ストレートが来るとわかっていても打てないストレート」を見るのを
楽しみに待っています。