食品添加物は食べ物を長持ちさせたり、見た目をよくしたり、
カロリーを減らすために使われていますが、
それらは私たちの身体を確実に蝕んでいます。

とはいえ、添加物を完全に避けることは不可能です。
そこで、今回は最も危険な、摂ってはいけない10種類の添加物をご紹介します。

1.発色剤・亜硝酸(あしょうさん)ナトリウム
明太子やハム、ウィンナー、ベーコンなどの発色剤として使われており、
発ガン性物質に変化することがわかっています。
コンビニの明太子おにぎりやハムサンドに、これが添加されていることが多いです。
これらの物を買うときは、「発色剤(亜硝酸Na)」の文字が無いか必ず確認してください。

2.カラメル色素
ソース、ジュース、洋酒、菓子類、ラーメン、スープ、しょうゆなどの多くの食品に
褐色をつけるために使われていますが、
これも、種類によって発ガン性物質が含まれています。
カラメル色素には、カラメルⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの4種類があり、
このうちⅢとⅣが変化して、副産物として発ガン性物質ができてしまいます。
コンビニの弁当やカップめん、焼きそば、カレールー、即席のお吸い物など、多くの食品に使われていますが、
厄介なのは、「カラメル色素」という表示しかされていないので、
カラメルⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳのどれが使われているかわかりません。
ですから、ⅢとⅣが使われているかもしれないと思って、
「カラメル色素」「着色料(カラメル色素)」と表示された食品は買わない方が無難です。

3.合成甘味料・アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムカリウム
前回お話した、カロリーオフ飲料に使われている合成甘味料です。
脳腫瘍、白血病、肝臓、腎臓障害、免疫低下を引き起こす可能性があります。

4.パン生地改良剤・臭素酸カリウム
パンをふっくらとさせるために使われますが、これは発ガン性物質です。
ほとんどのパンメーカーは臭素酸カリウムの使用を自粛していますが、
一部のパンメーカーは使用し続けています。必ず原材料を確認してください。

5.合成着色料・タール色素
タール色素は、赤色〇号、青色〇号、黄色〇号、緑色〇号(〇には数字が入ります)などで、
真っ赤な福神漬けや紅ショウガ、菓子パン、チョコレート、ジュースなどに使われています。
発ガン性や催奇形性(胎児に障害をもたらす毒性)の疑いのある物が多いです。
この中で、赤色2号は、アメリカで発ガン性があるとして禁止されていますが、
日本では使用が認められています。
日本では、消費者よりも業者の利益を優先させる傾向があります。
最近では天然着色料を使っている物も多いので、そちらを選んでください。

6.防カビ剤OPPとTBZ
輸入されたレモン、オレンジ、グレープフルーツなどに使われています。
これは過去に、東京都立衛生研究所が行った動物実験で、
発ガン性が確認されましたが、禁止されていません。
催奇形性も証明されています。
しかも、表示がされていないこともあったそうなので、
輸入のオレンジ、レモン、グレープフルーツは食べない方が無難です。

7.殺菌料・次亜塩素酸ナトリウム
魚介類や野菜などに殺菌の目的で使われていますが、
最も毒性の強い添加物で、人間の致死量はわずか茶さじ1杯です。
食道や胃や腸の粘膜が傷つくことは間違いありません。
しかも厄介なことに、表示が免除されていて、使われていてもわかりません。
分解されて食品には残留しないという前提で使われているためですが、
実際には食品に残留しています。
スーパーで売られているパック寿司や、一部のチェーン店居酒屋の魚介類、
一部の回転寿司、スーパーやコンビニのカット野菜に使われていることが多いです。
プールの消毒薬のような臭いがしたり、薬っぽい味がした場合は、次亜塩素酸ナトリウムが残留している可能性が高いので、食べるのをやめた方がよいです。
安い外食はあまりしない方がいいと思います。

8.酸化防止剤の亜硫酸塩
輸入ワインの酸化防止剤として使われる他、食べ物の見た目を良くするための漂白剤として、ドライフルーツ、かんぴょう、レンコン、栗などに使われています。
これも胃腸の粘膜を傷つける他、めまい、動悸、頭痛などの化学物質過敏症の症状を起こすことがあります。

9.合成保存料の安息香酸ナトリウム
一部の栄養ドリンクやジュースに使われていて、胃腸を傷害したり、発がん性の疑いがあります。

10.合成甘味料・サッカリンナトリウム
スーパーで売られている握り寿司や歯磨き粉などに使われており、
これも発ガン性の疑いがあります。

今や3人に1人がガンで死亡する時代です。
ガンの原因の1つに化学物質があります。
中でも特に食品添加物の影響は大きいと考えられます。
添加物はほとんどの食品に混じっており、毎日口から確実に入ってくるからです。
(「体を壊す10大食品添加物」渡辺雄二著より)

上記の10大添加物を頭に入れて、買い物の際、必ず表示を確認してください。
自分の体は自分で守りましょう。