前回の続きで、今回は、自律神経を調節するお食事のお話です。
前回お話したように、自律神経のバランスが崩れると病気になりやすくなるので、
自律神経を調節する食事=病気になりにくくする食事なので、
みなさんにおすすめです。

カルシウム、鉄、ナトリウムを多く含んだ食品は、自律神経の失調を正し、
つまらないことをあれこれ考え嘆く性格を治します。
ビタミンB類を多く含む食品は、新陳代謝を高めて、神経系を強化します。

主食は白米よりも玄米、黒ゴマ塩をかけるのがおすすめです。
日本そばも良いです。

副食は、
山いも=消化力、体力を高めます。
みそ=豊富な酵母、ミネラルが、健全な腸内細菌を繁殖させ、血液の質をよくします。
ゆり根、レンコン、カボチャ=体力を強化し、神経機能を正常にします。
しそ、かぶ、セロリ、サラダ菜=カルシウム、ビタミンB1を多く含み、精神を安定化させます。
ひじき、昆布、わかめなどの海藻類=ヨード、カルシウムが豊富で、血液をアルカリ性化します。
ネギ、玉ねぎ=ビタミンB1の吸収を高め、代謝機能を高めます。

その他、カキやしじみなどの貝類、人参、パセリ、もやし、トマト、キャベツ、白菜なども
おすすめです。

肉や白砂糖の過剰摂取は、自律神経のバランスを崩すので、気をつけてください。
(「自然食健康法」森下敬一著より)