坂元のくろず

健康食品にもいろいろありまして、
本当に体に良い物もあれば、
まったく健康の役に立たない物もあります。

その中で、「本当に良い物」は、医学的に実証することができます。
その一つが黒酢(くろず)です。

九州大学名誉教授の藤野武彦先生が、黒酢の「血液をサラサラにする効果」を
実証しています。
九州大学病院の外来通院中の患者さんに黒酢を飲んでもらい、
赤血球変形能(この数値が大きいほど血液ドロドロ、小さいと血液サラサラ)と、
コレステロール値を測定したところ、
どちらの値も有意に下がるデータが得られました。

他にも、黒酢体験談として、
「体が軽くなり、朝起きるのが楽になった。」
「肩こりが軽減した。」
「胃もたれがなくなり、食欲が増した。」
「便秘が改善された。」
などの声があります。
血液の循環が良くなると、いろんな効果が出ます。

上の写真は、鹿児島県福山町で作られている黒酢ですが、
原料は、米、麹(こうじ)、地下水の3つだけです。
壺の中で、1年から3年もの長い時間をかけてゆっくり発酵、熟成されて造られます。
200年の歴史があり、その間、人が食べ、飲み続けてきたものです。
そして黒酢を摂っていると体調がいい、病気にならない、と漠然とその効果が
伝承されてきました。いわゆる民間療法です。
民間療法というと、医学の世界では次元が低いものとされがちですが、
そこにはしばしば「本物」が混じっていることがあるのです。

私も毎日飲んでいますが、ハチミツと混ぜるととってもおいしいですよ。