ドクダミを感じで書くと、「毒矯み」、これは毒を矯める(正すという意味)力がある、
ということです。
十個の薬効があることから、十薬(じゅうやく)という別名と、
漢方に使う生薬名は、魚せい草(ぎょせいそう)で、これは魚のにおいがする、
つまりくさいので、この名がついたそうです。(陰干しすると、このにおいは消えます)

漢方では、清熱解毒薬、利水薬として使われ、
体の中の余分な熱を冷まし、余分な水を出すことによって、
昔から、皮膚病、肺化膿症の咳や血痰、排尿痛、排尿困難、妊娠浮腫、
熱性の下痢などに用いられました。

また、生の葉の汁を外用薬として、
ニキビ、湿疹、かぶれ、とびひ、たむしなどにも使われてきました。

要するに、ドクダミ茶は、体の悪い物を尿として出してくれるお茶で、
まさに、デトックスのためのお茶です。
ドクダミ茶を飲んで、体の中をきれいにしましょう。