30代の女性の方、結婚後なかなか妊娠せず、1年間病院でタイミング療法を行いましたが妊娠には至らず、漢方相談に来られました。病院で「高プロラクチン血症と多嚢胞性卵巣症候群のため妊娠しにくい状態です。」と言われ、月経不順もあり、3ヵ月月経が来ないこともありました。他に、冷え性、胃痛、便秘、月経痛、経血に血の塊が混じる、月経前の胸の張り、腰痛、吐き気、ニキビが増える、などの症状があったので、血と気を補い血と気の巡りを良くする漢方薬と、胃腸と腎の陽を補う漢方薬を飲んでいただくことにしました。

漢方薬を飲んで1ヵ月後には、胃痛と便秘が改善し、月経時の血の塊がほとんど無くなりました。2ヵ月後には月経痛もだいぶ軽くなり、月経前の症状もかなり楽になり、月経周期も30日前後に安定してきました。そして3ヵ月後に妊娠陽性となり、今は無事に安定期に入りました。「漢方を始めてみて本当に良かったです。ありがとうございました。」と、うれしいお言葉を頂きました。

本当に良かったです。この方は、朝食にパンと牛乳、昼食にパスタを食べることが多かったのを、朝食はご飯とお味噌汁にして和食中心の食生活に改善したことも良い結果につながりました。おめでとうございます。