50代の女性の方、一年前から動悸、めまい、不安感があり、病院で不整脈と診断されましたが、特に治療する必要はないと言われ、安定剤を処方されました。安定剤を飲むと症状は治まるのですが、このまま飲み続けるのは良くないと思い、漢方で治りませんか?とご相談に来られました。
あまりにもつらい症状がある時には安定剤を飲んでもいいですが、漢方薬と食べ物で体質を改善し、安定剤を飲まなくてもいい体作りをしませんか、とご提案し、漢方薬を飲んで頂くことになりました。
漢方薬を飲んで1カ月後には、動悸、不安感が改善しました。2カ月後にはめまいも改善し、慢性的な疲労感や頭痛も改善しました。「おかげさまで、とても楽になりました。安定剤も必要なくなりました。」と喜んでくださいました。
楽になって頂けて良かったです。病院へ行っても根本的な治療法が無い場合には、漢方という方法があります。漢方は病名に関係なく、その方の弱っている部分を補ったり、余分なものを除去したりしながら、体質を改善し、苦痛が起こらない体を作っていくことができます。この方は、毎日食べていたパンと乳製品を減らしたことも良い結果につながりました。