大学生の女の子、小さい頃からアトピーで、3才の時にステロイド外用薬で一旦治まりましたが、高校生の時に再発し、一年前からひどくなり、特におでこ、首、ひじの内側、ひざの裏の痒みと赤みがひどい状態になり、「根本から治したい」とご相談に来られました。

学校から帰ってくつろいでいる時や寝る前に急激に痒くなり、皮膚は乾燥してガサガサで、掻いた部分が傷になっている状態でした。痒みのせいで、夜寝つきが悪く、他に、ひどい月経痛もありました。

漢方薬を飲んで2カ月後には、おでこの痒みと赤みがほぼ無くなり、月経痛は鎮痛薬が必要なくなり、下腹部の違和感程度になりました。

その後、首とひじの内側とひざの裏は、良くなったり悪くなったりを繰り返していましたが、10カ月後からは、痒みも赤みもまったく無くなり、そのまま一年が経ち、毎年悪化していた梅雨の時期も何事もなく過ごすことができ、ひと安心です。

「おかげさまで、真っ赤でガサガサだったおでこがつるつるになりました。」と喜んでくださいました。

楽になって頂けて良かったです。この方は生活習慣も改善し、夜12時過ぎに寝ていたのを、バイトで遅くなる日以外は夜11時までに寝るようにし、朝食は、食パンか食べないかだったのをなるべくご飯とお味噌汁を食べるようにしたことも良い結果につながりました。