60代の女性の方、右手の指の関節が痛く、リウマチと診断され、
病院で処方された薬を飲んでいましたが、
始めは効いていた薬が効かなくなりました。
医師から「強い薬に変えます」と言われ、
新しい薬を飲んだ所、気分が悪くなり、
結局、元の薬に戻りましたが、指の痛みは治まらず、
お箸を持つのも痛い状態になりました。
漢方薬で治りませんか?とご相談に来られました。
漢方の考え方で、この方の痛みは、冷えと体の中の余分な水が原因と考え、
冷えと余分な水を取り除く漢方薬と、
血の巡りを良くする漢方薬と、
「通絡作用」と言う、痛みを取る作用のある漢方薬をお渡ししました。
2週間後、
「痛みがほとんどなくなり、病院の薬も飲んでいません。
お箸も楽に持てるようになり、
線香に火を付けるために、チャッカマンを使いましたが、
全然痛くありませんでした。」
と喜んで報告してくださいました。
楽になって頂いてよかったです。
病気によって、西洋医学が適している場合と、
漢方薬が適している場合とありますが、
リウマチは漢方薬が適しています。
西洋医学のリウマチの薬は、対症療法で、これで完治することはありません。
それどころか、副作用の多い強い薬です。
体質に合わせた漢方薬を服用することで、
しっかり痛みはとれます。