二人目不妊で、ご相談に来られていた30代後半の女性の方が、漢方薬を6ヶ月間飲んで妊娠し、無事に安定期に入りました。

この方は、3年間不妊の状態で、月経不順(周期が30~40日)、月経時の血塊、月経前の頭痛、イライラ、胸の張りなどの症状がありました。

血と気の不足と、血と気の巡りが悪い状態と考えられたので、これを改善する漢方薬をお渡ししました。

漢方薬を飲んで、1ヶ月後には、月経時の血塊、月経前の頭痛、イライラ、胸の張りなどの症状が無くなりました。2ヶ月後からは、月経周期が35日で安定し、基礎体温表もきれいな形になり、6ヶ月後に妊娠しました。「こちらに相談に来て、本当に良かったです。」という、うれしいお言葉を頂き、私も幸せな気持ちにさせて頂きました。

一人目を妊娠、出産した後、なかなか二人目を妊娠できず、病院へ行っても、特に異常なし、と言われるケースがよくあります。そんな時は、まずは、食生活、睡眠時間(特にお布団に入る時間)などの生活習慣を見直してみてください。育児や仕事で忙しく、きっちり3食食べていないことがよくあります(朝昼は、ある物をつまむ程度で、夜だけしっかり食べる、など)。そこに気を付けながら、体質に合った漢方薬を飲めば、また、元々備わっている「妊娠する力」「出産する力」を高めることができます。