40代女性の方、20歳を超えたあたりから、アトピーの症状が出始め、一年前から特にひどくなり、全身赤い湿疹が出てかゆい、太ももに蕁麻疹が出る、という状態で、皮膚科で処方されたステロイド外用薬を塗っているが改善されず、漢方相談に来られました。

この方は、他に、冷え性、寝つきが悪く夜中に何度も目が覚める、鼻炎などの症状がありました。

漢方薬を服用して1ヶ月後には、夜の痒みが減り、太ももの蕁麻疹が出なくなりました。2ヶ月後には、首の赤みがとれて、全体的に赤みがうすくなり、よく眠れるようになりました。

7ヶ月後にはほとんどかゆくなくなり、おでこや目の周りの赤みも改善し、きれいな肌色になりました。10ヶ月後には元々の乾燥肌も改善し、皮膚が潤うようになり、毎年カサカサして粉がふく冬の時期も皮膚が潤ったまま過ごせています。

「すごく楽です。皮膚が勝手に潤うようになるとは思ってもみませんでした。」という、うれしいお言葉を頂きました。

楽になって頂けて良かったです。毎年乾燥がひどくなるこの時期に、皮膚が潤っているのでひと安心です。この方は毎晩飲んでいたビールを週2~3日まで減らし、朝食をパンからご飯とお味噌汁に変えたことも良い結果につながりました。