皆さんは、マーガリンとバターのどちらを使っていますか?
「植物性だから」という理由で、マーガリンの方が健康によいと思って、
マーガリンを使っている方は案外多いと思いますが、
これは大きな間違いです。

マーガリンの問題は、「にせ物のバター」であるということです。
一般の植物油は、常温では液体の状態です。
しかし、マーガリンは水素添加という技術を用いて製造され、
植物油であるにもかかわらず、常温でもやわらかいバターのような状態という、
不自然な物質にむりやり変化させられた物なのです。
これが、「プラスチック食品」の異名を持つマーガリンの正体です。

アリの前にマーガリンとバターを置くと、迷わずバターの方へ行くそうです。
マーガリンは、自然界に存在しない、トランス脂肪という種類の脂肪で、
これが細胞膜の組織内に大量に存在すると、細胞膜が正常に機能しなくなります。

トランス脂肪を摂り続けると、血液中の悪玉コレステロールを増やして、
善玉コレステロールを減らすことにより、心臓病のリスクを高めます。
心筋梗塞を起こす危険性が3割高くなるという報告もあります。

まずは、マーガリンをバターに変えてください。
もちろん、バターも摂り過ぎはいけませんが。