寝ている時に大きないびきをかき、
しばらく息が止まった後、「ガハッ」と苦しそうに呼吸が始まる。
そんな人は、睡眠時無呼吸症候群の恐れがあります。
睡眠時無呼吸症候群は、10秒以上の無呼吸が一晩に30回以上、
または1時間に5回以上起きます。
日中に強い眠気が出たり、長く寝ても疲れが取れず、
起床時に頭が痛かったりといった症状があることが多いです。
ほとんどが睡眠中に舌の根元が気道をふさいで起きる「閉塞型」です。
肥満による首回りへの脂肪の付着、舌の肥大などが原因です。
重症の場合は突然死の原因になる他、
通常の人より交通事故を起こす危険性が7倍と言われています。
症状改善で最も重要なのは、生活習慣の見直しです。
バランスの良い食事や運動で体重を減らし、
夜遅くまでの飲酒をやめ、禁煙することです。
横を向いた姿勢で寝ることも勧められます。
