漢方相談をしていて思うのは、体が冷えている方が非常に多いということです。
特に、女性や子供は低体温(36℃以下)の方がとても多いです。
これを改善する漢方薬はあるのですが、
まずは、衣食住の習慣を見直さなくてはいけません。

まずは飲食の問題。
日本人は肉、魚、野菜、いずれも生が好きです。
なま物の取り過ぎは体を冷やします。
中国では、キュウリやトマトですら炒めて食べます。
飲み物は、冬でもレストランでは氷水が出ますし、
自動販売機の冷たい缶ジュースや、コンビニの冷えたペットボトルは
一年中売れています。
お風呂上がりのビールは最高ですが、
これもほどほどにしないと、確実に冷え症になります。
夏でも、体を冷やし過ぎてはいけません。

服装の面では、冬でも薄着でミニスカートで頑張る女性を見かけます。
暑い夏でも、おなかや背中のあいた服装は、体を冷やします。

低体温は、免疫力が低い状態で、
ガンをはじめとする病気にかかりやすい状態です。
まずは、衣食住の習慣を見直して、
以前、お話した冷え症を改善する食べ物、ショウガ、ネギ、玉ねぎなどを毎日食べて、
それでもだめなら、漢方薬を飲んでください。