朝、晩だいぶ過ごしやすくなりましたが、日中はまだ暑いです。
まだ秋と言ってもピンと来ないかもしれませんが、今回は秋のお話です。
秋は、夏の湿った空気が乾燥してきて、肺をいためやすい季節です。
そのため、風邪をひきやすく、空咳や声がれが残ったり、
アレルギー疾患が悪化しやすい季節でもあります。
これを防ぐためには、呼吸器を鍛えるとともに、
肺を潤す食べ物などを積極的に摂ることが大切です。
呼吸器を鍛えるために、もっとも手軽で有効な方法は、深呼吸です。
気持ちをリラックスさせて、静かに息をはききり、ゆっくりと息を吸います。
とても簡単なことですが、これをくりかえすことで、
呼吸機能を着実に高めることができます。
また、肺を乾燥から守るためには、十分な潤い補給が大切です。
といっても、水をがぶがぶ飲めばいいというわけではなく、
肺を潤す作用がある百合根、梨、レンコン、白キクラゲ、ハチミツ、白ゴマなどを
適度に食生活に取り入れるのが上手な方法です。
快適な秋をお過ごしください。